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2006年12月06日

東南海、東海大地震や津波の対策は?志摩市のゼロメートル地帯

 災害は忘れた頃にやってくる。地震の怖さは発生が予知出来ないから不安は尽きない。2004年10月の新潟中越地震は、30年間で震度6弱の地震が発生する確率は3%だと予想されながら、あの大震災であった。

 地震は冬に起きると言われ、阪神大震災は1月17日、釧路沖地震も1月15日の発生で「真冬に大地震が起こる」の格言さえ生れている。昨冬の大地震は紀伊半島から四国に掛けて多く発生している。

 地震予知連絡会会長の大竹政和東北大学名誉教授は

「冬には南海地震や志摩半島沖を震源とする東南海地震など南海トラフ沿いに起きる強大地震が多いんです。例えば44年12月7日に東南海地震(M7・9)が起きて、昭和南海地震(M8・0)が46年2月21日に、といった具合です。もっと遡れば、安政の大地震も1854年の12月23日です」(週刊現代2005/12/3日号)

 東海、東南海地震が発生したら先ず、逃げる事は、勿論ではあるが、地震発生から津波が押し寄せる時間は僅か十分で、志摩町越賀の前浜には最大で8㍍超と言われ、他の志摩市でも7㍍とも予想され、海抜10㍍以上の高台に逃げなければ被害にあうが、お年よりなど、地震発生から十分で安全な高台に避難できるかは疑問である。

 志摩市を囲む太平洋や英虞湾の沿岸線は軒並みに安全地帯とは言い難い。

 特に志摩市大王町船越、片田地区の命綱は堤防代わりの国道であるが、この国道が崩壊した場合を想定しただけで震撼させられる。

 そして最も被害の出る可能性のあるのは船越地区ではないか?と専門家も見ている。過疎化で空屋もあるが、船越地区の中心街は密集地帯で道路も狭い事から深夜や早朝での地震発生は怖いのである。

 そこで志摩市でも避難態勢に余念はないが即効性ある具体策はない事から、改めて地震発生が現実味を帯びてきた今こそ、自らの命と財産は自ら守らなければならない時が来ている。

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