旧小俣町長奥野英介氏は十月三日、伊勢市役所で会見、来年四月施行の県議選伊勢市選挙区(定数四)から立候補すると表明した。この日の会見で奥野英介氏は無所属から出馬の意向を示したが、最終的には自民党公認で出馬すると見られる。
新伊勢市長選で故加藤光徳伊勢市長と熾烈な戦いを演じるも約3800票差で敗れ加藤市長の衝撃的な自殺の際選挙で当然,次期伊勢市長の有力な候補と見られたが、加藤氏の自殺という生々しい後だけに敵役?されるのを避けるように不出馬の決断を下し森下隆生市長が誕生した頃には政界からの引退も取りざたされた。
その間、辻三千宣旧二見町長が県議選へ出馬を決意した。奥野英介氏の支持者から県議選出馬の要請を受け八月頃には「奥野氏県議選出馬は確実」と地元では言われていた。
奥野英介氏は平成六年の小俣長長選で二期目を目指す現職に不利との予想も夫婦らで草の根選挙に徹し予想を覆し当選以来、昨年十月まで三期十一年間、小俣町長を務めた。
伊勢市選挙区は森下隆生市長の鞍替えで自民党の中川正美氏、新政みえの中村進一氏の二人、定員数も小俣、二見両町に御薗村の合併によって定員一人増の四人で県議選には辻氏は先々月、民主党の推薦を受け他に共産党から宮本幹夫氏、無所属から旧二見町議長の松本昌純氏の出馬も確実とされ、定員四を六人で当落を競い合う展開となってきた。
奥野英介氏は会見で観光業中心の「伊勢志摩振興法の制定」農漁業の振興や県と市町の二重行政の是正を上げた。
奥野英介氏は野呂昭彦知事とは、伊勢高校の同級生で野呂松阪市長(当時)は知事選に出馬を決意、奥野英介町長(当時)に選挙協力を懇願し奥野英介町長も野呂市長が知事に当選した場合、合併後の伊勢市長選への支援を約束の密約説も流れた。
政治家の対立軸は政策的な対立よりも感情的対立から生まれる。野呂知事も今では三重県の頭領だが、県議選で奥野英介氏の支援は難しいであろう。


