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2006年12月03日

津島派壊滅作戦?参院候補見直しで、安倍首相対青木会長

 小泉前首相は永年の仇敵・田中角栄の流れを汲む橋本派を兵量攻めとポストで冷遇して今では牙を抜かれた虎だが、この小泉首相にして手を出さなかった参院へ安倍首相は手を突っ込み始めた。

 額賀防衛長官も総理総裁に色気を見せるも勝てない選挙は止めよと押し留め、へつらい勝ち馬の安倍支援の流れの中で当の安倍本人は「こちらから頼んだわけでもない」と皮肉られ、日本記者クラブでの討論会で「参院の候補者の見直しをしなければならない。総裁が判断したことに従っていただかないと]言い放った。

 参院自民党の最大派閥(35人)の津島派を束ねる事によって青木幹雄参院議員会長の政治力は保たれ,既に自民党は現時点では青木会長の意向で選挙区40人、比例22人の候補を選任しており今回の安倍首相の参院候補、大臣の推薦も見直しで「総裁の俺の判断に従え」に青木会長は不満ならNO2?青木会長の懐刀の片山虎之助参院幹事長も「いい気になるな」と怒り心頭である。小泉前首相さえ手出しできなかった聖域の参院で青木一派の力を削ぐことで小泉首相との違いを見せつけ強いリーダーシップを内外に知らしめる発言となった。又、二年前の参院選では小泉首相―安倍幹事長の人気コンビながら自民党は49議席、民主党は50議席と敗れ安倍は降格される屈辱を味わった。

 この時の参院候補選びは青木会長らの主導権を握られ、幹事長と言え蚊帳の外におりながら、選挙の責任を押し付けられた悔しさも内面の存在しているのだろうか?来年の参院選で自民・公明両党で過半数割れに追込まれたら当然、安倍政権は崩壊の危機に立たされる。そのためには自分の納得する候補者を自ら選んで闘いたいとの思いであろう。

 この安倍発言に中川秀直政調会長も後押ししたことから安倍対青木の全面戦争に突入のシグナル?と思われたが、自民党総裁選で勝利した安倍首相は総裁経験者らに挨拶回りで故竹下登邸を訪れると元秘書の青木会長は待ち構え「参院の二つの閣僚枠」を訴え安倍首相を説き伏せたお陰で若林正俊氏も入閣を果たしたが安倍対青木の綱引きは続く。

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