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最新記事【2006年12月10日】

 昨年の衆院選でアホの一つ覚えで絶叫した小泉前首相の「郵政民民営化は官?民?」のワンフレーズに不況やリストラに怯えた民衆は安楽な生活を送る公務員への怨嗟から、公務員の削減に憂さを晴らすように小泉首相の郵政民営化法案に一票を投じた積み重ねがチリも積もれば山となると圧勝した。昨年九月の衆院選は戦前の予想では民主党有利?の卦も出ていたが終って見れば自民党の圧勝であった。

 どうせ当選しないだろうと思って公募してきた者共を比例区の名簿に記載したら小選挙区で続々と当選したお陰で小泉チャルドレン83人も当選した中に26歳の無名の杉村大蔵も含まれていた。

 当選した杉村代議士は赤坂に早く行って見たい新幹線は只だとはしゃぎ、政務調査費は全部貯金だと調査費の意味すら知らない。

 どんな国会活動しているのか見えてこないが国政選挙には応援で顔を現してくる。この杉村大蔵くんは比例代表の最低ランクで、まさかの当選に戸惑いながらも女性スキャンダル発覚後は目出度く結婚、出馬する選挙区もなく話題づくりから、じゃじゃ馬田中真紀子氏の新潟5区?民主党幹事長の北海道9区?を視野に模索したが、杉村くんの出身地で父親は歯科医を開業していた札幌市が選挙区の北海道1区に狙いを定めたという。

 この選挙区には民主党の横路孝弘議員の地盤である。杉村くんの指南役は小泉前首相に、へつらい自らも「偉大なイエスマン」と豪語した武部前幹事長も後ろ盾の虎の小泉首相を退き只の狐となった武部氏の影響力は、削がれ総裁選で小泉チャルドレンを、かき集めての安倍支援も論功賞には有りつけず、人望もなく素浪人となっては誰も寄り付かず,あれだけ派閥の親分山崎拓氏に悪態つきながら、派閥へ戻る発言は理念も節操も無い権力志向を漲らせる政治家も珍しい。

 昨年の衆院選で小泉チルドレン83人も誕生させたが、次の総選挙では50人以上は落選すると言われる中で杉村大蔵くんの奮戦は続きそうである。


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 議会議員の良識とは何ぞ?

 自治体にとって異例とも言える入札公告の差し替えがあった8月3日から1週間ほど経過した8月10日、市議会議長によって議会全員協議会が招集された、審議したのは3日に告示された変更公告の内容に関したクレームであった。

 議員の一部から構成企業としての参加条件である工事実績の緩和に異論はないが、代表企業としての参加資格に疑問あり、と異議を唱えた、と言うのだ。

 市議会の全員協議会に議事録が有るのかないのか定かではないが、全協は何故か市民に公開されない慣例になっているようで、この時の質疑内容を詳細に知る事は出来ない。従って漏れ伝わる情報から推測するしかないのだが争点となったのは経営事項審査の総合評定値を900点に設定した事に関し、この設定に届かなかった企業の中に899点と僅か1点及ばなかった企業が存在した事、また志摩市内企業で1社のみ資格を得た企業の点数が913点で市内の県基準Aランク4社と大差がない事などが議論されたようだが、その経過の中で経営審査結果報告書のデーターを深読みし特定企業の経営内容まで議論の対象にした。

 つまり「こんな経営内容の悪い企業が資格を得ているのに何故経営の優良な企業が外されるのか」と言った議論まであったやに聞くが発言した議員の良識は何処にあるのであろうか。

 地域限定型の一般競争入札を標榜しながら市内で1社しか資格の得られない条件設定を行った市当局にも問題はあろうが、議会という公的な場での誹謗中傷は断じて許せないのではないか。今後はこのような議題を審議する議会全員協議会は慣例によらず是非公開すべきである、さすればいわれのない中傷を受けた個人法人は訴訟によって名誉の回復も求められるが、こそこそ秘密裏にやられたのでは市民の人権すら守れない事になる。議会に良識があるというなら先ず自らの発言に責任の取れる議会体制に改革して貰いたい。

 迷走劇場の舞台は午前中で終演せず昼食を挟んで午後2時過ぎまで延々続けられたと言う。結局市長は議会の意見は聞き流し公告通りに入札を執行すると言う方向で確たる結論を得ないまま議会全協は散会になったと言う。

 ところがこの迷走劇は第1幕だけではなかったのだ、前日の全協で現状での執行を示唆した市長が翌11日に3度目の公告を行ったのである。その公告はなんと8月3日に告示した入札は中止すると言う内容で中止理由は「地元企業の参加をより促し地域振興に資するため地域限定型一般競争入札要件の一部を見直す」となっていた。つまりは、このまま強引に入札を執行すると契約締結に必要な議会の議決が得られない危険性がある、との判断から市長が譲歩したという事だろう。

 二転三転迷走の結果老健施設の入札は中止となった、その原因は側近企業からのクレームで参加条件を緩和し、族議員の横槍で入札延期に追い込まれた、と言ったところだろうが?いずれにせよ市長の一貫性に欠けた優柔不断な行政が招いた結果と言えよう。

 さて後日談になるが8月11日に中止された老健施設の入札は、地元企業の参加をより促すために経審の総合評定値900点から三重県の発注基準による総合点900点以上にと条件緩和して8月15日に再告示、目出度く志摩市内3社が代表企業となって入札は執行された、その顛末は先号に掲載の通りである。


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 市長側近の建設業者が異議? 急遽入札公告を差し替え。

 市長が市内の掲示場に貼り出す、あるいはインターネットなどで公表する告示行為が急に差し替えられるなどそうあるものではない、市長の面子にかかわるその公示が何の原因でこうも簡単に変更されたのか?

巷間聞くところでは構成員としてJVに参加しようとした市長側近の建設業者が過去12年間に500平方メートル以上の工事実績を持たない事から市長にクレームを付けてこの工事実績条件を削除させたというのだ。

 成る程8月3日に告示された変更公告では噂の通り構成員となる企業の参加条件から実績事項がスッポリと消え、単に志摩市の発注基準における格付けAランクの業者ならOKと緩和されている。

 権威と側近の支持とを天秤に掛け、市長は側近を重視面子を捨てたと言う事らしい。とにかく1日の公告が3日には条件緩和され差し替えられた事だけは事実である。

 さて、この8月3日時点における老健施設の工事入札は志摩市内の建設業者の内、代表社の有資格企業は1社、構成員になれる企業は8社しかなく三重県内に本社を置き経営事項審査の総合評定値が900点以上の企業と志摩市内のAランク企業がペァを組み一般競争の名のもと一見透明性の高い方式での入札が執行されようとしていたのである。

 ところがどっこい、この迷走劇はこれで幕開きとはならずとんでも無い第2幕が、高い見識を持った市議会の手によって開けられたのである。

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奥志摩タイムス:三重県伊勢志摩の新聞

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