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2006年11月23日

土鈴・千五百点を展示 日本で最大級の鈴の館 志摩・鈴ミュージアム

 志摩市に新たに観光名所が生まれた。去る十一月三日、志摩市志摩町越賀大差地の大山広苑敷地内に土鈴館「志摩・鈴ミュージアム」博物館がオープンした。この博物館の建設は志摩市志摩町和具でホテル「広の浜壮」、グランドゴルフ、大山真珠オーナーである大山孝勇氏が、親交のある神戸市在住の山田 旺医学博士から四十年の歳月を掛けて全国各地から集めた貴重な土鈴1500点の処遇の相談を受けた大山オーナーは数年間、熟慮の末、日本の土鈴文化の奥ゆかしさを後世の人々も知っていただき土鈴文化の伝承と位置づけ「志摩・土鈴ミュージアム」博物館の思いを馳せて志摩市志摩町越賀大差地(おさしやま)の大山広苑の敷地内に建設された。

 この大山広苑は伊勢湾台風の被害を受けた志摩町越賀地区の有力者らが、地元の発展となる企画との要望を受け譲り受けた広大な山林であるが、ようやくその夢は実現するに至った。寄贈者の山田歯科医は大阪歯科大学で教鞭を取り、やがて神戸市で歯科医を開業の傍ら全国各地から貴重な土鈴集めであったが寄る年波から、大山オーナーへ土鈴を譲渡の相談を受け熟慮の末に完成した館であるが改めて土鈴の種類の多い事を教えてくれる今回オープンした「志摩・鈴ミュージアム」であった。松尾芭蕉の持論は芸術の根源は「風雅の誠」を説き彼自身が綴る俳句に「寂び」は多いが、この侘びを多くの人々の心が打たれるように「志摩・鈴ミュージアム」に並ぶ鈴は芸術品として時代を超えて人々の心を打つ不易(ふえき・不変)の命が吹き込まれているようである。

 土鈴は語らないが静かな風雅さは、見る人々に長い歳月の重さを知らしめ心に郷愁を語りかけてくる。 百聞は一見にしかずで「鈴・ミュージアム」に入館して、驚かされるのは雑種多様な鈴の多さである。

 土鈴にも色んな鈴が有るものだの実感と共に良く、これだけの種類の鈴を集めたものだと長い歳月の重みと根気の良さに感嘆させられ、この土鈴を埋没させてはならない山田歯科医の志を大山オーナーは理解され今回の新しき中にも風情が漂う「志摩・鈴ミュージアム」の建設の構想に発展したのではないだろうか。浅草助六、お雛、駅鈴,七福神と並ぶ鈴の数は壮観であり中には小さな物から、起人形土鈴のように背丈70㌢ぐらいの大きさの物まで並ぶ「志摩・鈴ミュージアム」は志摩市の新しい観光名所になるであろう。

 十月三十日に報道陣に公開され十一月三日にオープンした「志摩・鈴ミュージアム」の入館料は大人600円,十八歳未満は400円である。アクセスは国道260号線バイパスを御座方面に向かい、最近作られた志摩大橋を渡り一つ目の横断歩道のある交差点を右折、直進すれば大山広苑に至ります。

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