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2006年11月15日

野党側候補勝利なら普天間基地は頓挫?沖縄県知事選

 安倍首相は中国、韓国を訪問、小泉内閣で暗礁に乗り上げた両国の関係の修復の糸口を掴み上げ潮ムードで二つの衆院補選で完勝して迎える十九日の沖縄県知事選で基地反対を叫ぶ野党側は「統一候補」として沖縄社会大衆党副委員長の糸数慶子氏(58)の擁立は与党側に一段と緊迫感を強めてきた。糸数候補は一昨年の参院選で31万票を越え六割近い得票率は脅威である。

 この糸数候補は沖縄社会大衆党を主軸に民主,共産、社民、自由連合も支援体制を打ち出したことに与党側や防衛庁幹部らからも「野党知事が誕生なら基地移転は止まる」との危機感も出てきた。

 与党側の候補は前県商工会議所連合会長で元副知事の仲井真弘多氏(67)を擁立。

 普天間基地移転での政府案は、名護市辺野古崎にV字形に滑走路を造る案に稲嶺知事は「ヘリポート案」を提示し、仲井候補も名護市が、滑走路の短縮を求めている事から「現行のV字形には賛成出来ない」と軌道修正する発言に揺れを感じさせてきた。

 防衛庁も来年度予算の概算要求に基地移転の進行に合せて地方への交付金を積み増し四年先まで地域振興策を策定、来年一月の通常国会に米軍再編の関連法案の提出も既に与党側候補の敗戦を予想?したかのように強硬突破の爪を磨ぎ始め移設先の公有水面の埋め立ての権限を知事から国に移す特別設置法の検討していることである。 

 与党の仲井候補は安倍人気に便乗したいが、政府案に対して沖縄県民は冷やかで世論とのジレンマに苦しんでいる。こうした県民感情を利用して、硬派路線の安倍内閣を逆手に集団的自衛権に前向きな姿勢を「安倍内閣は最も戦争に近い政権」だと批判を繰り出し沖縄県知事選は「普天間基地移転」が大きな論争となってきた。

 元々、沖縄は革新系の強い地盤だけに自民党も公明党の支援を受けての知事選だが、仮に野党側候補の勝利なら在日米軍再編・再配置に暗雲が立ち込め衆院補選で二連敗の民主党を立ち直らせるチャンスを与え、自民に暗雲は立ちこめる?

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