志摩市では一日も早い医療体制確立が望まれるところだが、その核となる市立病院の在り方と、前島病院改築の代替案である老人保健施設の建築計画はどうなっているのか?最近の市議会の動きの中から探ってみたい。
先ず市立病院についてであるが、合併協議中に設置した「志摩地域公立医療機関交流協議会」、この協議会から持ち上がった「志摩市医療福祉体制の推進協議会」更に志摩市経営戦略会議の「福祉サービス専門部会」等から志摩市の医療体制に関する意見具申を受けた後、民間の調査会社に「市立病院統合調査」を委託、3月24日にその調査結果の報告がなされている。
それによれば結論として市立病院を統合する場合の位置は大王病院の改築がベストであるとし、その根拠に両病院の改築費用の積算と双方での経営予測を比較しているが、改築費用だけを見ても大王病院を改築し市立病院とする案の方がより合理的のようである。
参考までにその改築費用を別掲すると大王病院を改築し市立病院とした場合の初期投資額は9億3千7百50万円に前島病院の起債残額返済1億9千万円の合計11億2千万円余で良いが前島病院を改築しようとすると改築費用等整備費で37億2千6百万円、大王病院の起債残額返済7億6千万円あわせて約45億円の投資が必要となる。又、病院統合後の経営状況も開設初年度の損失は大王病院改築の場合約8千万円で済むが前島病院の改築では約2億5千万円に達するとしている、この結果から市立病院の位置は大王病院跡になりそうだが果たしてこの方針を旧志摩町住民は充分理解し納得するのであろうか・・?


