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2006年11月13日

安倍に乗る功名が辻 功奏して四人の入閣 安倍内閣組閣

 今回の自民党総裁選は過去に例を見ない凡戦であった。本命の安倍官房長官の対立の受け皿と期待した福田元官房長官は七月二十一日,七十歳高齢論からリタイアしてから代議士諸侯は安倍支援へと雪崩を打ち始めた。

 党内では福田支持派の多い?丹羽・古賀派もバスに乗り遅れては又、冷や飯を喰わされると慄き意に反して胡麻すりに終始する体たらくだ。丹羽・古賀派の元祖は池田勇人元首相の宏池会で大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一と歴代の首相を輩出させた保守本流の流れを汲み「軽武装・経済重視」が派閥の政策の骨格であった。池田勇人は麻生太郎外相の祖父である吉田茂首相の厚遇を受け大蔵大臣に抜擢され「ビールで喉を潤し酒で五臓六腑をしみわたり留めはウイスキー」と豪語した酒豪も大蔵大臣の時「貧乏人は麦飯を食え」と放言した豪放な御仁も安倍首相の祖父、岸信介が「日米安保締結」から国内は騒然となり退陣した後を受け首相に就任、「忍耐と寛容」を説き国民に「所得倍増」を約束、高度経済成長の役割を果した誇り高き派閥も宮沢喜一を最後に後継者問題で河野洋平は去り、加藤派の結成も森嘉朗退陣の下克上を演じて堀内派に名称を代えたが堀内光雄も昨夏の郵政民営化反対で自民党を去り丹羽・古賀派となった。 

 宏池会会長であった宮沢喜一は護憲がバックボーンも憲法改正を叫ぶ安倍晋三への応援団の旗振りも三年前の総裁選で古賀誠は反小泉を標榜の結果、たっぷりと冷や飯を喰わされた恐怖心は抜け切れず、もう、これ以上の冷や飯を喰わされたら派閥は持たないとの悲鳴を上げ安倍に土下座でした。冷や飯の恐怖心から節操を殴り捨てゴマスリ派閥として安倍に投票する哀れな姿は、権力に立向かう気概も闘争心を抜かれ功名が辻?の結果、塩崎官房長官は別格にしても溝手顕正国家公安防災、菅 義偉総務・郵政民営化担当、柳沢伯厚生労働大臣と四閣僚を仕留め、やっと冷や飯の妄想を取り払う事に成功、政策論争を挑んだ谷垣派は罰を受け入閣はゼロであった。

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