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2006年10月20日

本音・建前

 自民党総裁選圧勝した安倍晋三首相は戦後生まれの52歳。安倍断トツの予想も国会議員による獲得数は最低300を切らない予想も267人と意外にも少なく党内には、バランス感覚が働いたとの声もあるが、安倍首相の参院候補や閣僚枠の見直し発言に反発した参院・津島派から麻生・谷垣両氏に票は逃げたと見られた結果、二位の麻生氏や三位の谷垣氏陣営には、政治生命をつなげた票を獲得した満足もあり悲壮感は無かったが、翌日の組閣で谷垣派は入閣ゼロの悲哀?安倍政権の前途は厳しいと予想するのは安倍首相と小泉前首相の性格の違いだ。

 小泉は冷酷なまで人を斬れるが安倍首相は育ちの良さから冷酷になれないと評し、サプライズを期待した人には期待はずれの組閣人事かも知れないが安倍政権はスタートも積荷一杯の船出には不安も隠せない。「松明は若い世代に引継がれた」とケネディばりの演説も具体策に乏しい。

 国・地方の債務残高770兆円の財政再建、社会制度の構築,少子化と高齢社会化、地方や賃金格差の喪失時代の脱皮は容易ではなく22日の神奈川、大阪の衆院補選は見物だ。

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