暑い盛りの夏は過ぎたとは言え仕事を終えた後のビールの喉越しの一杯の味は応えられない。これまでビール業界はキリンの独断場で他のメーカーの追随を許さず、キリンの占有率は60%も越え残りをアサヒ,サッポロ、サントリーで競いアサヒの占有率は10%未満だったが、アサヒビールが急速な売上げを伸ばしたのはアサヒ辛口「スーパードライ」で昨年度はキリンビールを追い越した程であった。この「スーパードライ」のキャッチフレーズは「コクがあるのにキレがある」
従来「コク」はワイン、辛口は酒の業界で使われた言葉で、これまでのビールの概念を打ち破ったビールの誕生でもあった。しかしコクやキレは分るようで分らないと言う人もいる。「コク」とは(口に含んだときの芳醇さ)であり「キレ」とは(喉越しの清涼感)だという。スーパードライも若者の発想,嗜好から生まれた商品でもあった。


