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2006年07月27日

中国の説得不調の裏に「中国は信じられぬ」金総書記の不満発言?

 七月五日の未明、北朝鮮のミサイル発射に日本国民は腰を抜かしたが、中国にも大きな衝撃を与えた。

 この無謀な発射に日本国民は怒り、政府も世論に押され日米主導の国連安保理に提出した国連憲章第七章にもとづく制裁決議案に中国は拒否権をチラつかせながら、時間を稼ぎ、武大偉外務次官を急きょ、訪朝させ事態の沈静化のため六ヶ国協議への復帰の説得も不成功に終わり中国も、やむなく第七章抜きの決議案を全会一致で決めサミットでも核問題に拉致問題まで明記され北朝鮮は益々、世界から孤立してゆく。

 アメリカを始め各国は中国が北朝鮮を説得してくれる?の期待も北朝鮮は斡旋を拒否した裏側には、北の中国への不信感の現れだろうとする見方は広がった。先月の十八日の韓国紙は「中国は信じられない」と中国指導部への不満記事が掲載された。中国を友好国と任じながらも一方では深い失望感も隠されている?北朝鮮は中国の国共内戦で毛沢東に血を流したお陰で現在の中国は存在するとの自負と金日成が死去、後継者なる息子の金正日を社会主義の原則から世襲は好ましくないと人民日報が掲載した恨みもあるのではないか。 

 日本の平和を守る「日米安保条約」があるように北朝鮮と中国には「中朝友好協力相互援助条約」が結ばれ北朝鮮が困った時には当然、中国は北朝鮮に味方してアメリカと対峙(たいじ)してくれると信じたが中国は北朝鮮を援軍どころか自国のメンツと利益を優先「アメリカの立場の伝言ではないか?」の不信が説得を不発に終わった因ではないか。 

 日本も安保理での決議案を全会一致の採択に自信を得たのか外国為替及び外国貿易法(外為法)に基づき日本からの北朝鮮への送金停止、国内の北朝鮮関連資産の凍結、払い出しを認めない方針であり、朝鮮総連の幹部らは北朝鮮の代議員を務め一旦、北朝鮮に出国すれば日本の土は踏まれない最悪の状況も生まれる。又、マカオの北朝鮮関連口座を中国は凍結したと報じ益々、金正日総書記の中国への嫌悪感は出てくる?

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