民主党は七月十一日の常任幹事会で,次期衆院選の第四次公認の6人を決めた。
埼玉九区 五十嵐文彦(57)埼玉10区 松崎哲久(56)、千葉五区 村越祐民(32)、大阪五区 稲見哲男(57)以上前職、岐阜一区 柴橋正直元銀行員、(27)、沖縄四区 瑞慶覧長敏英語塾経営(47)以上新である。
前原誠司前代表の時に定めた「小選挙区で連続二回落選していない」と言う公認基準から外されており、基準外は、これで十八人となり公認内定者は88人となった。
民主党も四月七日の代表選で小沢一郎氏が代表に就任以来、最初の国政選挙、衆院千葉七区の補選でせり勝ち来年の参院選で与党を過半数割れに追込み政権交代への息吹も感じられる状況を生み出そうと先ず、統一地方選挙、参院選に全力を投じる態勢作りである。
統一地方選挙の目玉は県議選で、公認候補の擁立に着手し県議選で過半数を制した勢いで高橋千秋参院議員の三度目の当選である。
問題は衆院選で特に三重5区であろう。
民主党県連(高橋千秋代表)は七月十五日の幹事会終了後、高橋代表らは記者会見、三重5区から二回落選した金子洋一氏(44)が一日付けで五区総支部長と副代表を退任したと報告した。金子洋一氏は平成十五年と十七年と二度自民党の三ツ矢憲生氏との決戦に敗れた。
小選挙区で連続して敗れた場合には公認せずの基準を設けているが、民主党の三重5区の場合は金子洋一氏以外には三ツ矢憲生衆院議員と戦える駒は居るのであろうか?
神奈川県出身の金子氏は、よそ者で選挙区民には馴染みは薄い上に労組基盤の弱い地盤を考慮すれば前回、民主党は小泉劇場で埋没,ことごとく討ち死にする中で三重5区は1万2千票上乗せの8万4千票は善戦と評価できる獲得数であろう。
金子洋一氏は中央官庁でのエリートだが、政治家の持つ目だった派手な行動は不得手かも知れないが、民主党の五区の公認候補は金子氏以外には居ない?と選挙民は見ていたが、今回の第四次公認決定に金子氏の名前の無い事に一抹の不安に駆立てられる。
今回の民主党の幹事会での金子洋一氏の5区総支部長、副代表の退任は金子支持者には一日も早く公認を願っていただけに金子支持者には、少なからずショックであろう。
総支部長は原則として公認候補予定者が就任することになっているが、党の公認基準で二回連続して落選した場合には公認しないという規定もあり金子氏は無条件で公認を受ける事は難しく、金子氏は六月三十日に民主党の公募候補者に応募するも幹事会では白紙で公募する方針で金子氏を含め総合的に判断すると言うが、二度の衆院選で連敗したとはいえ神奈川県出身者が妻の出身地の伊勢市を基盤に着実に票を伸ばし三度目の正直と敗戦後も小まめに支持者廻りを続け次こそ最後の勝負と意気込む支持者には想定外の三重5区総支部長の退任である。
追撃態勢を整える意味からも五区の候補者の決定は早ければ早い方が良い。五区総支部長には芝博一参院議員が暫定的に就任した。


