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2006年07月23日

「タマヨシパール」自己破産の申請へ 負債9億5千万円

 鳥羽市堅神町の真珠小売業の「㈲タマヨシパール」(城隆彦代表)は六月二十七日までに津地方裁判所伊勢支部に自己破産の申請の準備に入り事実上の破綻した。民間信用調査会社帝国データバンク津支店の調査によれば、負債総額は金融債務は9億8千万円。

「㈲タマヨシパール」は昭和49年10月設立、鳥羽、伊勢市などで真珠の小売店三店舗を経営しながら昭和58年頃から土地の買収や総工費7億円を掛けて鳥羽市にホテル・結婚式場などを建設した。

 平成2年売上高約12億円、平成3年9月期には18億5000万円もの売上げを記録申告所得も1億円以上も挙げるなど積極的な経営運営を展開していたが、その後、売上げの減少は続き、経営再建に向け合理化やリストラを進め伊勢店を売却、鳥羽市のホテルを四日市市のグリーンズに賃貸し従業員の削減して事業の縮小、従来の観光客への販売から百貨店など催事での販売に切り替えるも業績の回復には至らず経平成十二年までに二店舗を閉鎖したが、観光客の落込み、不況からくる真珠の購買力の低下もあり、昨年の九月期には全盛時代の八分の一程度の2億円まで落込み再建への打開策もなく六月二十六日、営業を停止,津市の樋上法律事務所の樋上弁護士を代理人として、津地方裁判所伊勢支部へ破産手続きの準備に入り今回の自己破産に至った。

 今回の㈲タマヨシの営業停止から破産手続きに至る経緯は不況から売上げ減が最大の要因だが、真珠業界全体に取っても真剣な対応が迫られている。

 真珠製品への高級ブランド信頼の失い真珠製品の信用度の暴落である。全国紙やテレビのショッピングによって7・5㍉~8㍉珠で42㌢のネックレスが堂々と一万円前後の値段で売り出され、真珠製品の信用度にさえ疑問を抱かれ、お客離れを促進させている。

 真珠は高価であってこそ値打ちがあり安い製品が出回り、高級品のイメージダウンの払拭、打破こそ急務ではないだろうか。


 

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