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2006年06月22日

架空売上げ事実だった 関与の社員は減給処分 真珠のミキモト本店

 真珠の元祖で東京の銀座に本店を構える「ミキモト」で一昨年八月までの五ヵ年にわたる決算で計十三億円の架空の売上げを計上していた事が内部調査で判明した。

 ミキモト本店の架空売上げ計上は、実際には売れていない商品を売れたように見せかけた単純な手口であった。六年まえには一億五百万円、翌年には一億八千八百万円、02年には四億一千八百万円、03年には六億三千百万円とうなぎのぼりの計上である。

 これらの架空売上げ云々は怪文書で、ばら撒かれていただけにミキモト本店も関連した社員30数人を減給処分にし、管理責任を問う形で取締役13人も内密に減給処分を行っていた。

 この架空売上げ問題は、ミキモトの得意先も信用の失落を心配する声も聞かれるが、当時、怪文書の出所は社内の不満から漏れた?と噂され、当時のミキモトの社長は御木本幸吉翁の孫の澄子氏で社外取締役には椎名武雄日本IBMが澄子社長に内密に処理するよう進言を受け事を丸く納めようとしてが逆に不信感を招いたようである。誤算は宮内庁からの問合せ?があり、宮内庁では、今回の不祥事にご立腹だという。

 真珠のミキモトといえば、真珠養殖のご本家、世界に鳴り響くブランド品で宮内庁の、ご用達の店だけに宮内庁としては、苦々しい架空売上げ事件で、密かに宮内庁は、ミキモトのご用達から、外すのではと杞憂され、外されるような事態になれば、信用第一の貴金属店だけに受ける打撃は計り知れない。

 この架空売上げ計上事件の裏には、各人に科せられたノルマ制度にあるのではないか?と見られる。

 真珠のミキモトは真円真珠を発明した御木本幸吉翁が、銀座に本店を置き現在では国内に80店舗、海外に10店舗を持つ大手貴金属店で年商300億円の内銀座の本店は64億円のシェアを占めている。

 ミキモトは、発明者御木本幸吉翁の知名度もあり、真珠業界では盟主的な存在で売上げもトップの座に君臨してきたが、後発の田崎真珠の追撃で十年ほど前から田崎真珠は、売上げを急追し激しいトップ争いを演じ、一時は年商において田崎真珠の後塵を拝することもあり老舗のミキモトとしては売上げの奨励が、きついノルマを課せられた事が、架空売上げにつながったのではないか?と推測される。真珠のミキモトも創業から百年以上の歴史の重みから、絶大な信頼を得ているが、逆に長い社歴、ブランドへの甘えからくるマンネリからくる綱紀の緩みは隠せないのではないだろうか?

 この架空売り上げの内部調査によって、新たな疑惑も浮上した。

 本店で保管していた数千万円の商品券の所在が不明な事が見つかり、盗難?社員の横領?で事件になる可能性も出ており、創業以来のピンチに陥るのではと心配する声も上がっている。
その他でも返済されたが、元役員の7000万円の横領も明らかにされ、今後の成行次第では刑事事件にも発展する恐れは充分で、御木本幸吉翁は草葉の陰で何偲ぶ?真珠の故郷の英虞湾にもアコヤ貝の大量死で苦境に陥り真珠業界も全ての面で節目を迎えてきた。

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