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2006年05月26日

又もや同じ過ち繰返す 岩名氏説得に失敗 虚しさ募る自民県議団

 三重県議会役員選の五月臨時議会の役員選は毎度,お馴染みの虚々実々の駆引きから始る三重県議会恒例の風物詩である。

 先ず、役員改選が近づくと役員改選協議会を立ち上げ各会派から代表を選びポストの争奪戦が始るが、今年の県議会の正副議長は議長に未来塾の藤田正美氏に対して自無公県議団は議長候補を見送っての不戦敗、せめて副議長はと擁立も新政みえの二十一人、未来塾の五人が結束、新政みえの萩野虔一氏に投票、自無公県議団の擁立候補は敗れた。

 自無公県議団と言っても主力は、自民党県議団で今回の正副議長奪回は、未来塾の共闘なくして不可能であった。そのためには未来塾の岩名秀樹氏ら五人を説得、共闘が組めるか否かで勝負の決まることは見え見えで、成否は自民県議団幹部の力量に掛かるも戦略的にも拙さが伺えた。

 或る意味で自民県議団内部に役員選どころでない事情も隠され、自民県議団幹部は別会派を試みる当選回数の少ない県議の説得に貴重な時間を費やされた。

 熊野市選出の森本繁史氏らが、別会派を模索するも利害の絡みから不発に終り、森本繁史氏は一人会派となったが一、二期生にも自民県議団幹部への不満は秘匿(ひとく)され、今後の成行次第では再び分裂の可能性も出てくる?

 自民県議団の県議会での影響力の低下は目を覆い、その不満が別会派への動きに拍車を掛け今度、県議団長に就任する橋川犂也氏のリーダーシップに期待を寄せるが、未来塾の岩名秀樹氏や新政みえの代表に返り咲いた田中覚氏相手では先が思いやられ益々、不満は自民県議団の若手議員から噴出してくる。

 昨今の自民党は元気は失われ閉塞感に包まれている。参院選では金城湯池であった三重県でも高橋千秋氏に補選、本選挙で敗れ、昨年は芝博一氏に敗れての三連敗、県議会役員選は三年連続で新政みえや未来塾に完敗で若手県議の士気にも影響を与えるであろう。

 県議会での威信低下は二年前の岩名秀樹団長引きずり工作から岩名氏の逆鱗に触れ、役員選の主導権を奪われた教訓や反省もなく、議長選では裏切った未来塾の藤田正美氏に一票を投じる有様は今や自民議団は県議会役員選で脇役に成り下った。

 自民県議団から分裂を画策する若手の不満組を抑える為に人事で役職の餌?も岩名氏や新政みえに見破られ最後は数の力に封じ込められ益々、苛立ちは増えてくるであろう?

 議長職奪回には未来塾の説得は、必要不可欠で、国会議員や県議らも岩名秀樹氏の説得を試みたが、又も西場信行県連幹事長の処分云々の強攻策は、裏目に出て岩名氏の怒りを買う有様は二年前のドジを又もや踏んだ訳だが今後、未来塾の五人の県議への処分を巡って大荒れの様相を見せてくるだろう。

 県議会役員選を控え「自民党県議会議員の会」を開いたが未来塾県議は、日程の調整が付かないと欠席、この会議でも未来塾五人の処分の検討を巡って小田原評定に終り、自無公の推す正副議長に投票しない場合には自民党除名まで飛び出す強圧も馬耳東風と、あしらわれ、虚しさと完敗の無力感を残すだけの結果となった。

奥志摩タイムス02

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