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2006年03月10日

荒川静香の金メダルに救われた冬季オリンピック

 期待が高ければ高いほど失望は大きかったと評される今回のイタリアでの冬季オリンピックの結果であった。

 競技は日本時間の未明にも係わらず期待に胸を驚かせてのテレビ観戦もスキーやスピードスケートの有力選手もメダルへのプレッシャーに打ちのめされ最低でもメダル五個の夢は萎んでゆく中で、第十四日の二月二十三日(日本時間二十四日)フィギュアスケート女子のフリーが行われた。

 出場した荒川静香選手はショートプログラムで一位のコーエンと0・71点差の三位で通過、上位には世界選手権の女王が名を連ね逆転は淡い夢?と思われたが、女王の相次ぐ転倒者の出る中で、ノーミスで華麗な演技を見せた荒川静香選手は堂々の逆転で金メダルの栄冠に輝き、沈痛な思いの関係者らに安堵させてくれた。金メダルに最も近いとされた安藤美姫選手は十五位で期待の重圧に押しつぶされたが選手団112人の選抜にも反省?すべきか。

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