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2006年02月26日

志摩市の新年度予算 新庁舎建設に着手 一般会計222億円

 志摩市は二月二十二日、平成十八年度当初予算案を出した。

 一般会計は二百二十二億円と前年度比1・8%で、特別、企業会計を含めた総額は四百六十億八千九百五十三万円である。

 歳入面では固定資産税の減少が見込まれ市税は五十七億二千八十二万円で前年度比1・3%の減、地方交付税は0・3%増の七十三億、国庫支出金は十四億七千四百六十一万円で前年度比20・8%の減、県支出金は十億五千二百七十万円で前年度比20・1%増を見込んでいる。

 歳出では阿児町安乗小学校の耐震補強とアスベスト(石綿)除去、屋内運動場改修工事に五千百二万円、浜島町塩屋地区での防火倉庫整備事業に二千百五十万円、阿児町の阿児アリーナ空調設備改修に四千五百三十九万円、志摩町片田地区に建設される介護老人保健施設に十六億一千六百八十四万円、第四十回自然公園大会負担金二千六十万円,甲賀小学校に緊急避難所整備に二千三十一万円、水産物鮮度保持施設設置に九千五百五十七万円、新庁舎建設に着手する予算として五千三十八万円を計上している。

 志摩市は合併協議会の合意に基づき「庁舎建設に係わる懇談会」(委員長、杉本金之助元阿児町議)は、昨年の十二月と今年の一月懇談会の委員から意見を拝聴し、候補地として十ヶ所ほど上げた中から用地買収費の掛からない旧阿児町時代、阿児庁舎建設予定地であった土地を活用することで合意した。

 合併当時、新庁舎まで手が廻らず、平成十六年十月の発足以来、本庁舎を県志摩庁舎四階に置かれたが、年間の賃貸料が、二千万円も掛かる上に窓口業務を旧五町に各支所に分庁方式が取られたが住民から不便だとの声も聞かれ、新庁舎の早期建設に向け、準備が進められていた。

 建設予定地は県志摩庁舎と道を隔てた約8000平方㍍で、現在県や市職員の駐車場に使われ手織り、隣接の調整池1500平方㍍の計9500平方㍍と併せて新庁舎用地としている。

 政策会派「志成会」は政策提言として、巨額の予算が必要な新庁舎建設より、三億円規模の公共事業を数多く発注すれば、実利においても地元建設業界に経済効果が、発揮できると財政出動を提言していたが、実ることは無かった。

 これから志摩市庁舎の建設を巡って様々な噂が聞かれそうで、早くも設計段階で、三業者のJVが囁かれているが、市民から疑惑の眼差しを向けられるような状況は避けなくてはならない。

 又、浜島、御座、間崎間の英虞湾定期航路には昨年度は1000万円の補助をしていたが本年度は100万円少ない900万円を計上している。

 志摩市では大王町のゴミ最終処分場建設も終り市側では「実質的にはプラス予算」と胸を張っているが、地震や津波対策で目立った予算の計上は甲賀小学校に緊急避難所の整備に約二千万円を盛り込んでいるが、津波対策費の少ないのが気掛かりである。志摩市全体を眺めると海抜の低い地域は多く、もう少し津波対策の予算をの声も聞えてくるが。

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