株式市場に衝撃を与えたライブドア事件であった。ライブドアの堀江貴文社長ら幹部らの錬金術に踊らされ多くの一般投資家は,なけなしの資金を失い、困惑しているが、ライブドア事件で売買の停止や取引時間の制限など東京株式市場は、一時の混乱から立ち直りつつあるがライブドアが、上場しているマザーズとは?に関心を呼んでいる。
東京証券取引所には一部、二部、マザーズの三つの市場があり一部上場に1700社、二部には502社、マザーズには152社が上場され、マザーズは今から七年前に新企業向けに作られた株式市場のことである。
企業の資産・収益状況などの審査基準が設けられ、最も厳しい審査基準は一部上場であり次いで二部、最も基準の緩いのは、マザーズである。
マザーズは実績や信用力は乏しいが、ユニークなアイデアや独特な商品を開発した企業を育てることを目的として作られた。
新興企業は、急成長するが、技術の開発が遅れれば、一気に信用力を失う怖さが同居している。ライブドアの急成長の裏側には巧妙なテクニックがある。
自社株をと分割、当初の一株が、次々に分割され一株は三万株に分割され五百円玉一つで株主になれる事から個人投資家は飛びつき、ホリエモン市場で吸い上げた資本でプロ野球球団近鉄の買収問題で一躍、ホリエモンの知名度を上げ、フジテレビの親会社ニッポン放送株を過半数を制しフジテレビに圧力を掛け、渋々フジテレビが折れる形で1470億円をもぎ取り、時代の寵児(ちょうじ)と持てはやされ、この知名度を利用した自民党は郵政民営化反対の亀井静香氏の追落しの刺客として送り込まれ、落選はしたが、自民党圧勝の片棒を担ぐも今は、東京留置所の三畳の間で何を偲んでいるのやら?
カネで買えないものは、何もないと豪語したホリエモンだが、法のスレスレの錬金術にはモラルは逸脱してもルールに違反しないの思い上がりに「悪知恵の知はあるが知性はない」としか言いようがない。


