竹内千尋志摩市長の悲願は志摩市庁舎建設である。市長選で、華々しい選挙公約も色あせ当選以来、若くて行政経験も豊富で実行力もあると自負しながらも何一つ実現していない有様に有権者の見る目も冷やかで、合併すれば、バラ色のビジョンも合併一年を経過した今では、公共料金は軒並みに値上げ保険料はアップなどの不満から、合併は失敗であったの怨嗟さえ公然と囁かれている。
市議会での一般質問で志摩市庁舎の建設問題は、皆さんの意見をよく聞いて対処したいと答えるだけで明確な計画は、示される事は無かったが、一月も過ぎ竹内千尋市長の指針の一環が見え始めてきた。「志摩市庁舎建設に係わる懇談会」が開かれ新庁舎建設が、陽の目を見ようとしているが?場所として現在,借用している県志摩庁舎の右側の駐車場や長沢地区や他にも幾ヶ所の候補に上がるが、志摩庁舎の横の建設で浮上してきたのが、鳥羽志摩農協本店の建設用地である。
この鳥羽志摩農協本店の志摩市庁舎案は一昨年の志摩市長選で鳥羽志摩農協幹部が、竹内千尋候補を支援する傍ら浮上した経緯があり、その頃の噂が、今回も浮上してきたが、志摩市庁舎建設には賛否両論がある。
現在の志摩市庁舎は南勢県民局志摩建設部が入る庁舎の四階を借り、分庁方式が取られ不便で効率は、悪いと不評な事から一億五千万円もの巨費を投じてパソコン購入で便利性を図ったが、職員が文明の利器を使いこなせないなどと批判は上がってきた。そうした状況の中で新庁舎を県から譲り受け、新庁舎建設の費用約30億円を生活インフラ整備や阿児町の上水道の整備など身近な生活環境を整えるべきで、新庁舎建設はゼネコンを利するだけで、下請けの志摩市の建設業者は、ピンハネされ経済効果は薄いが、3億円ぐらいの工事を十本出す方が、志摩市の建設業や市民への経済に即効性の効果は、高いと言う論理である。
志摩市の合併特例債約309億円起債の活用で、バラ色の夢を見て志摩市の街づくりを托したが、少子高齢化や人口の自然減に加え志摩市は、流失人口は三重県随一で収支のバランスが崩れかけており、新庁舎問題は揺れそうである。
この「先ず、新庁舎ありき」の論よりも別の視点から財政出動すべしとして、志摩市議会で最初に政策会派を立ち上げた「志成会」が「平成十八年度予算編成にあたっての提言」では☆当面の課題☆これからの財政のあるべき姿☆急務となる予算対策☆財政出動の在り方☆事業資金の根拠からなり、志成会の主張・提言として、一つ、平成十八年度予算は積極的な編成を行い、志摩市経済の活性化に資する財政出動を実施すべきである。一つ、財政出動の在り方は、即効性の高い建設を中心とした公共事業を重点施策とすべしである。
一つ、公共事業として施行する建設工事は大規模事業を避け、地域限定型の公共入札で施行可能な規模とすべきであるとあり、最後には、志摩市の景気浮揚には財政の出動は欠かせない事と共に市民が潤うためには30億円の事業一本より、3億円の事業十本を発注する事が必須条件だと執行部への提案も竹内市長の決断は?。


