昨年の今頃は、ホリエモン一色であった。フジテレビの親会社に当たるニッポン放送がホリエモンに株式の半数を握られ、次はフジテレビの買収にフジテレビの経営陣は、大慌てニッポン放送株取得に約1470億円支払った挙句にライブドアに約440億円もの増資を引き受け、堀江社長に継ぐ大株主にされ業務携帯の要求に汲々していた。
強制捜査される日のライブドアの株価は696円で、株価総額は930億円が、連日の下落で株取引すら成立でない。逮捕後、四日目にはライブドア株は137円で株価総額も五分の一の大暴落である。
ライブドア株は、信用取引の担保にもならず、株式も来年九月まで売れない契約も堀江前社長の逮捕で呪縛は解かれ、攻守立場を変え、ライブドアの生殺与奪の剣を握った。
逮捕されたライブドアのNO2で、ホリエモンの知恵袋を自認する宮内亮治前取締役にまで「フジから1400億円、分捕った」と豪語され恥辱に唇を噛まされたが、ホリエモンの逮捕で日枝フジテレビ会長に血色が蘇ってきたようだ。自分の子供のような若者に翻弄された歯ぎしりもライブドアの生命線を握った優越感が滲み出てきた。
このままライブドア株の低迷が続けば、フジテレビの対応が注目され☆ライブドア株を売却すれば、300億円近い含み損から株主訴訟も考えられる事から上場廃止を睨み損害賠償の請求?☆経営陣の刷新から株を保有しながら株価の上昇を待ちながら、話合い路線で携帯を模索する?☆逆に本体のライブドアの買収に動くのか?と幾つかの選択肢からフジテレビの取締役会で結論を出すであろう。
このライブドアには既に海外のハゲタカが買収の動きを察したようにフジ側からライブドア幹部にグループ企業の切り売りをして企業価値を下げないよう要請をおこなった。
ライブドアは本業なき企業だが、株価を株式分割で値を上げ、自社株を通貨代わりに株式を交換してM&A(企業の買収・合併)してきた本体を見抜けなかった責任は重い。


