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2005年12月03日

民主党衆議院三重5区、厳しい公認基準 金子洋一氏は容認か?

 民主党は十一月八日、衆院選の候補者選定基準を新たに決めた。

1、新顔は小選挙区で連続二回落選した場合、原則として公認しない。
公認の内定時に60才未満。
2、前職・元職は小選挙区で連続三回落選した場合、原則として公認しない。
3、すべての候補者について解散時70才以上は原則として比例代表候補としない。

 この基準は自民党と比較すると厳しい事が伺える。今回の民主党の選定基準に照し合せると先の衆院選で落選した新人、前職、現職の内、80人以上が、公認を得られない厳しい事から党内からは「ベテラン排除」の声も上がり始めた。

 公認基準では、小選挙区で連続落選し比例区で復活当選を果しても「敗北」と位置づけされ、米沢隆元副代表さえ小選挙区で四回連続落選しており、年齢も65才で、先の衆院選で落選した前職についても「65才定年制」が適用され米沢副代表ですら、年齢基準で失格の憂目を見る。

 このような厳しい民主党の衆院選公認基準であるが、三重5区の場合には、どのような判定を下すのであろうか?と注目されるが、三重5区では、先の衆院選で金子洋一氏は約8万4千票近く獲得しており、惜敗率でも71%であることから金子洋一氏は、次期衆院選でも民主党の公認される確率は高いと見られるが、金子氏も恐らく次期衆院選は最後の公認候補となる事は予想される。自民・公明が連立を組んでいる以上、三重5区の公明票は自民党の三ツ矢憲生氏に流れることを考慮に入れながら、少なくと先の衆院選より1万票以上の上乗せは容易ではないが、上乗せには保守系基盤の切り崩し以外には、道は無いが、日常の政治活動で地道に人脈の拡大は欠かせなくなってきた。

 次期衆院選は金子洋一氏にすれば、背水の陣である。衆院選後は、自民圧勝で、公明党の存在感は薄れ靖国神社参拝でも公明党には相談も無く、不満は高まれば溝も深まり、自民党を勝たせ過ぎたの反省も出てくるだろう。

 こうした客観状況の変化を模索しながら注目されたのは十一月二十七日に施行された新伊勢市長選であったが、自民党推薦の奥野英介氏を強固に推挙した三ツ矢憲生衆院議員に対して民主党や連合三重は加藤光徳氏を支援、奥野氏の支援には片山さつき衆院議員や竹中平蔵総務相も駆けつけ奥野英介氏の支援を訴えたが、加藤光徳氏に敗れた事から次期総選挙では金子洋一氏に追い風は吹くのでは?の期待感は高まってきた。

 三重5区は約30万人の有権者の三分の一以上の票田の伊勢市で獲得票は勝敗を大きく左右するだけに、三ツ矢憲生衆院議員としても奥野英介市長を当選させ、大票田の基礎固めの目算は、外れたショックは少なくはないだろう。

 金子洋一氏としては四市町村の合併で誕生した伊勢市で5千票の上乗せが急務で、少なくとも3万8千票獲得の戦略が見直す最後のチャンスとなろう。三ツ矢氏と金子氏の旧伊勢市以外の三町村での票差は、僅か1440票だけに伊勢市長選の勝利で弾みを付けたいであろう。

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