全国に通じる商品「三重ブランド」は平成13年に制定され「三重の顔」としてPRしてゆくもので伊勢えび、松阪牛、真珠、アワビ、的矢かきの五品目が認定された。
「三重ブランド」を全国に発信することによって、三重県のイメージアップを図り、観光客の誘致にも役立てようと企画され、平成十四年から、三重ブランドの新たな新商品の開発、販路開拓に取組んでいる事業者を「三重ブランドチャレンジャー」と選定、本年度は六業者を選び11月17日、県庁で授賞式を開き野呂昭彦知事から表彰状が手渡された。「三重ブランドチャレンジャー」には県から商品化、事業化への助成金が交付される。
「三重ブランドチャレンジャー」として認定された品目は三年間で十五品目となった。今年は38点が応募があり、9月21日に学識経験者やマスコミ関係者でつくる「選定委員会」で審査され六品目が優秀品目として選ばれた。
志摩市からは、既に「三重ブランド」として無菌カキの発明で知られる佐藤カキ養殖場が認定されている。
志摩市磯部町の「旅館・橘」が、この的矢カかきを加工して「かきしぐれ」を商品として開発していた。この「かきしぐれ」は「旅館・橘」が営業始めてから食膳に並べていたが、食した観光客に好評で土産として要望される事も多くなり、三年ほど前から品質改良の試行錯誤の末に商品として完成させ各地のデパートの三重県特産品として「的矢かき弁当」と共に旅館・橘のブランドとして販路を拡張していったもので、今回の「三重ブランドチャレンジャー」の選定を受け、野呂知事が「新たなスタートであり、それぞれブランドとして物にしていただきたい」と期待感を滲ませたがブランドチャレンジャーからは今の処、ブランド品は生まれていないが、「的矢カキしぐれ」は「三重ブランド」へのホップとなり「三重ブランド」への足掛りである。


