奥志摩タイムス01

Top >  1.政治経済・時事 >  税金は弱者から搾取 所得税の定率減税全廃見通し


2005年12月04日

税金は弱者から搾取 所得税の定率減税全廃見通し

 小泉首相は、衆院選での圧勝で独裁色を強めてきた。自分の任期中には消費税を上げないと力説するが、来年の九月の任期切れと同時に消費税の値上げは確実な情勢である。その前にも増税の足音は聞えてきた。

 故小渕首相が景気回復策として、所得税と住民税の一部を減額していた定率減税を小泉首相は総選挙で大勝利を納めた九月に「定率減税は景気対策。経済情勢に応じて見直すべきだ」と発言したが、自民党圧勝の小泉首相の発言だけに、物言えば唇寒しで誰ひとりとして異論を唱える政治家は居なく、定率減税は、来月から半分となり、残りの半分も一年後には廃止される見通しで益々、弱い国民への増税の押し付けである。

 この定率減税の実施と共に法人税率も34・5%から30%に、高額所得税率も50%から37%に引き下げされたが、法人税率や高額所得者の所得税率の引上げは見送られ高額所得者優遇策で益々、国民の間から、税の不公平感は強まってくるだろう。何しろ現状の日本を一般家庭に当てはめるなら月収が40万円で借金を重ねて67万円の生活をしている状況は異常であろう。

 所得税定率減税は、所得税20%(上限25万円)、住民税を15%(同4万円)を差引く処置であったが、借金漬けの日本の財政の建て直しには収入を増やす必要があると、定率減税案の全廃と政府税制調査会の答申が明らかにされ、これに加え配偶者控除(38万円)、高校生のいる家庭には特定扶養控除(63万円)も廃止の方向で進め、住民税も5%から10%になるとされ、消費税の値上げが云々され最大で19%案も出てが、いきなり19%では、国民の反発が強いと取合えず7%から段階的な値上げを行いながら、12%が有力視されるなど、各家庭の財布は軽くなるばかりである。

 国家の無駄遣いは会計検査院の決算検査報告で、不正経理が明らかにされる度に国民のひんしゅくを買うが一向に改善される兆しは見えてこず、税金は弱くて文句に言えない弱者から搾取せよでは、やり切れない。

奥志摩タイムス02

 <  前の記事 奥野英介氏の猛追振り切り 新伊勢市長に加藤光徳氏 新伊勢市長選挙  |  トップページ  |  次の記事 協会会長の権限強化? 志摩市観光協会定款  > 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://okushima.org/x/mt/mt-tb.cgi/265

         


このページについて

このページは「奥志摩タイムス:三重県伊勢志摩の新聞」の記事のひとつです。

他にも多くの記事があります。トップページサイトマップもご覧ください。

奥志摩タイムス

Googleで検索
Google
Web検索 本紙を検索