衆院選も終わり南勢地区盟主の伊勢市長選が一気に盛り上がりを見せてきた?
十一月一日には伊勢市、二見町、小俣町、御薗村の四市町村が合併、新伊勢市が誕生する。この伊勢市長選には既に六月議会で、加藤光徳伊勢市長、合併後の市長選に出馬を明らかにし、十月初旬には選挙事務所を開設の準備を進めれば、奥野英介小俣町長も出馬に意欲的だと言われる中で辻三千宣二見町長の出馬表明であった。
伊勢市長選は十一月二十日告示、二十七日投開票の日程も決まり本命・加藤光徳伊勢市長,対抗馬・奥野英介小俣町長であろうと予想?はされていた。
この両者に対し新伊勢市の将来を託する第三の候補を模索する動きに沿うように辻三千宣二見町長も九月初旬の町議会全員協議会で去就を質され、合併後の伊勢市長選への出馬の意欲を示し、支持者の間からも出馬すべしの声は高まりを見せ家族との同意も得たとも言われる?
そうした雰囲気の中で開かれた二見町九月議会定例会の十四日の一般質問に対して「新市の街づくりに自分の力を発揮したい」と立候補を表明した。議会後の記者会見で将来の伊勢市を輝きのある街づくりへの意欲を見せた。
伊勢市は当初、南勢地域十四市町村の大合併構想から、始まり、模索しながら、最終的には伊勢地域四市町村の合併に成功させたが辻二見,奥野小俣町長には水谷光男元市長の引退後、加藤光徳伊勢市長よりは、合併協議の経過を熟知しているとの自負もあろう?
辻町長は、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程を径て三重県庁入り、井戸龍平町長の引退後、施行された平成十二年四月の町長選に出馬、三つ巴戦を制して初当選,二期目は無投票当選を果たし現在に至っている。
今回の伊勢市長選で注目されるのは、水谷光男前伊勢市長の存在である。水谷前市長は、温厚な性格で伊勢地域四市町村合併で個性派の多い首長らを和合の精神と忍耐力を以って四市町村合併の成功に導いた功労者である。水谷光男前市長の存在が無くして、四市町村の合併は有得なかった?と称された。
この水谷光男前市長は、新伊勢市長選に誰を推挙するのか?関心を深め、仮に水谷元市長が、加藤光徳伊勢市長以外の候補を推挙すれば、加藤光徳伊勢市長に与える衝撃は大きなものがあろう?
この他にも見所として市労組を中心とした連合三重や医師会の推薦や伊勢商工会議所や建設業界、農協など職域団体などは誰を推挙するのか?今の段階では不明で今後の動きとして、推薦を求めて立候補予定者は、水面下で要請工作は行われ各陣営の綱引きも活発化するであろう?
既に加藤光徳市長と先の衆院選で再選を果した三ツ矢憲生衆院議員との間で選挙協力の密約説?が流れるなど水面下での虚々実々の駆引きも激しさを増している。
現状では、加藤光徳伊勢市長を主軸に、辻三千宣二見町長が挑む形の図式は出来つつあるが、この図式に奥野英介小俣町長も絡んでの三つ巴の戦になるのか?と関心は移って行くであろう。
奥野英介町長の出馬云々は出馬説?不出馬説?は流れるが流動的ではないのか?と見る人も多い。
今回の新伊勢市長選では政党・支援団体入り乱れての選挙戦となるが、大切なのは誰が地域を愛し、将来のビジョンを適切に伝え優れた経営感覚を持つ人物?評価も問われる市長選である。
新伊勢市の有権者は約十一万人余で、市長選に加藤光徳伊勢市長辻三千宣二見町長、奥野英介小俣町長の三つ巴戦ともなれば、投票率も大きく跳ね上がることも予想され70%前後の高い投票率?になるかも知れない。仮に70%前後なら総投票数は約7万7千票と弾かれ、当確ラインは3万票を境の票取り合戦となってくるのか?
奥野町長不出馬で加藤対辻の一騎打ちとなるのか?不透明さは続いている。誰が、新伊勢市長にふさわしいリーダーなのか?市長の資質を選択する意味で有権者の責任は重くなるであろう。


