奥志摩タイムス01

Top >  1.政治経済・時事 >  小泉総理 反対派に続々と刺客 内心は長期政権の野望


2005年09月08日

小泉総理 反対派に続々と刺客 内心は長期政権の野望

 郵政民営化法案が参院で否決され、腹いせで小泉首相は党内の反対意見を振り払い両院協議会も開かず衆院解散を断行「反対派は全員公認しない。対立候補を擁立せよ」と党幹部に指示したが中でも許せないないのは亀井静香氏と綿貫民輔氏、平沼赳夫氏,小林興起、野田聖子氏であろう?今回の総選挙で小泉首相は、郵政民営化?か否?かと国民に判り易いキャッチフレーズで主導権を握る反面、敵に廻った奴には、徹底的に潰すという冷酷非情さに唖然とさせる?

 小泉首相は世襲政治一家で祖父又次郎、父純也,小泉首相は三代目で一世紀に亘っての政治家一家である。

 祖父又次郎は、テキヤ上がりで背中の刺青から「入れ墨大臣」とも呼ばれ、娘婿の純也は防衛大臣の経歴を持ち、女系家族の小泉家に初めて、男子として生まれたのが純一郎でイギリスへの留学中に父の死去で衆院選に出馬も落選の憂き身を舐め、その後、福田赳夫元首相の書生として送り、次の総選挙で当選し国政へのデビューを果したが、小泉首相の怨念は角福戦争が起点ではないか?

 佐藤栄作首相は、沖縄返還後、引退が囁かれ佐藤首相の意中は福田赳夫であったが、佐藤派は既に田中角栄が握っており、総裁選でも大平派と連合、中曽根派まで買収?田中角栄は、庶民帝相と抜群の人気を博したが、ロッキード事件で躓き塀の中に落ちたが、闇将軍として、内閣を意のままに操り、福田赳夫が念願の首相に就任するも次の総裁選で田中派は、ローラ作戦を展開の甲斐あって大平正芳は、予備選で福田赳夫を破ると本選挙で決着を主張する小泉に「天の声にも変な声がある」と福田は漏らし本選挙を辞退、大平内閣は実現した。

 この時、小泉首相は政治の冷酷さ無常さを思い知らされた?田中派の強さ?は金権であり、その資金源は建設業界からの献金やバックマージン?と判断、復讐への刃を磨いだのではないか?

 土建業界への公共事業の資金源は、財政投融資を賄う郵便貯金であった。小泉氏は、郵政大臣になっても官僚は小泉大臣より竹下派への忠臣を励む役人の姿に一人唇を噛み財政投融資の源を切る以外に田中~竹下派支配の弱体しかないと画策、反竹下連合を加藤紘一氏や山崎拓氏らと組みYKKを発足させた。

 権力を持つ首相になれるなら、宿敵角栄の娘真紀子氏と組み予備選で圧倒的な支持を受け、国会議員も雪崩を打って小泉に投票し圧勝した。

 悲願の権力を手に入れた小泉首相は「聖域なき構造改革」を叫び「自民党をぶっ潰す」と青筋立て力説した。 

 郵政民営化法案に反対した候補に刺客を放ち小選挙区で負けても比例で救済し、憎い奴は徹底的に潰し勝負には情け無用と割り切り支持率を上げる小泉首相だが、この情け無用、冷酷非情な独裁ぶりが非常に気掛かりである?。これでは、自民党内は「物言えば唇寒し」でイエスマンばかりで、俺の言うことは正義であり、逆らう奴は抵抗勢力と悪の烙印を押し付け、排除する独裁政治であり、日本の民主主義の崩壊の一里塚となろう?小泉首相誕生の原動力となった田中真紀子氏を不慣れな外相に抜擢し功に報いたが、鈴木宗男氏との確執から相打ちで切り捨てた挙句の果てには真紀子追い落としの対抗馬を出してきた。 

 綿貫民輔前衆院議長しかり、この小泉首相の手法に亀井静香氏は「安政の大獄」だと呻くように言った。

 安政の大獄は安政5年から翌年に掛け,大老井伊直弼が、勅許を得ないで、仮条約に調印し家茂を将軍に迎えたことに反対した公卿・諸大名を罰し、梅田雲浜、吉田松陰,頼三樹三郎、橋本佐内ら多数の志士を投獄・処刑した事件を例に上げ小泉首相の冷徹な権力を批判したが、小泉首相は「糞食らえ?」とニヒルな笑みを浮かべ「文句があるなら俺を倒してみよ」と平然と我道を行く構えに国民の中には、自民党内部の闘争「コップの中の争い」と他人の喧嘩を面白がるが、この独裁的な首相を国民は、支持するのであろうか?と不安が広がる。

 小泉首相は首相就任早々の質問に「万機公論に決すべし、多くの知恵のある方々の意見、提言を参考にしながら政策をまとめる」と言い放ったが、今では俺の政策に反対する奴は抵抗勢力で、反対者は潰す以外に選択はないとの抹殺する恐怖政治である。

 次から次へと話題性のある著名人を刺客に送り、マスコミも興味本位での報道に悦に入り勝利を確信しているが、郵政民営化法案に反対する議員に解散や非公認で脅し、島村農相を罷免して解散断行反対者には、刺客送りと徹底した冷酷な仕打ちで、男らしいと内閣の支持率を上げているが騒動劇から国民は眼を醒まし始め小泉首相の反対者苛めに「やり過ぎでは?」の疑問の声も出始めてきた。これはルールを無視する姿は、強権政治を通り越した独裁政治である。 

 郵政民営化法案に棄権、欠席した14人を公認と引き換えに次の郵政民営化では、公認をチラつかせ賛成の確認書を書かせたが、武部幹事長らに屈し節を曲げ,自分の主張と反対の確認書を提出した14人の不甲斐なさには呆れる。 

 「義理人情の選挙から政策本位の選挙への転換だ」刺客第一号に任じられたのは、東京10区の小林興起氏に小池百合子環境相、亀井静香氏には、騒がせマンのホリエモンこと堀江貴文氏など送り込んだが、よそ者が地元密着型の小選挙区で勝てるのであろうか?

 郵政民営化に棄権、欠席した14人も心ならずも確認書を提出し公認を得たが、これでは当選後も小泉首相にひれ伏して、追随を余儀なくされ、思想及び良心の自由は、これを侵してはならないと定めた憲法違反を天下の自民党が自ら犯し、反対者は、これに抵抗も出来ない不甲斐なさが小泉首相のような強権政治を増幅させ、やがて独裁政治へと発展させてゆく。

 小泉首相は師匠の福田赳夫元総理が豪腕角栄に敗れ、政治の凄みを学び今、日本の最高権力者となり権力の魔性に取り付かれ、角栄が作った怨念を今度は小泉首相自身が作り上げようとしている?
独裁政治は国を危める事の重大さをしっかりと肝に銘じ、今回の総選挙に一票を投じなければいけない。

 私の一票ぐらい棄権しても国は変わらないの積み重ねが、莫大な損害を国民は招くことを知るべきであろう。

 小泉首相は郵政民営化に反対か?賛成か?で信を問う選挙と位置づけるが、選挙後の政策は白紙委任状せよ言っているようで怖い選択を国民に迫り、かっての集票組織である特定郵便局長OBで作る「大樹会」を潰し、選挙で勝てば,農政改革で、農協の信用(貯金)、共済(保険)事業の分離が俎上(そじょう)に上がり農協族は次は我が身?の嵐に晒される?この独裁政治への発芽を食い止めるのか?この結果は九月十一日の深夜に判明する。

奥志摩タイムス02

 <  前の記事 郵政民営化?政権交代?追い上げ急な金子洋一候補 九万票台の?攻防戦へ 衆議院三重5区  |  トップページ  |  次の記事 厚い保守+固い創価学会票 三ツ矢憲生氏悠々の再選 金子洋一氏比例区復活も夢 衆議院三重5区  > 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://okushima.org/x/mt/mt-tb.cgi/133

         


このページについて

このページは「奥志摩タイムス:三重県伊勢志摩の新聞」の記事のひとつです。

他にも多くの記事があります。トップページサイトマップもご覧ください。

奥志摩タイムス

Googleで検索
Google
Web検索 本紙を検索