し尿処理施設のような大型公共事業は小さな自治体では無理だと平成十一年四月一日、鳥羽市、旧志摩郡五町に南島、南勢両町で鳥羽志勢広域連合は組織され当初は、東海地区初の広域連合だと先見性が話題を呼んだが、し尿処理施設建設は東海地区で処理施設は最後まで出来ない迷走ぶりである。
最初から建設地で揉めに揉め、焦った井村均連合長は、鳥羽市白木町へ強引に誘致を決めたことから、建設予定地の周辺住民は、建設予定地は埋立地で産業廃棄物が、投棄され建設用地に適しないと広域連合に異議の申立てたが、海上投棄が平成十九年二月に全面禁止されることから、広域連合は住民の声を無視し建設に走った。
これまでの広域連合の優柔不断ぶりは報道してきたが、白木町地元住民側は、自費で地質調査を行いたいと三重県の公害審査会に建設差し止めの調停を公害調査審査会の話合いで、白木町の住民に、し尿処理施設の建設は認めなさい、広域連合には地元の声を聞いて地質調査をさせなさいの調停案を出したが竹内千尋広域連長は拒否した。ここで疑問を生じたのは、何故、広域連合は頑なに住民の要請する土質調査を拒否するのか?の素朴な疑問である。行き着く結論は産業廃棄物が、投棄されているからだ?と落ち着くのである。
志摩市議会でO議員も産廃投棄の事実を指摘する発言したのに竹内千尋連合長は、なぜ、前向きな対応が出来ないのか?の声もある中で、疑惑の入札も行われ本命業者が飛び栗田工業の落札で、二月には契約も終了し着工も早いと思われたが、無駄な日々を送り未だに着工出来ない有様だ。
それ以前から地元住民からは、地質調査の結果安全性が証明されれば、建設の同意の意向を示したが、ボーリングを認めれば、海上投棄を禁止する平成十九年二月までの操業に間に会わない?時間は無いと拒否しながら何んで、着工出来ないのか?県の林地開発許可を出ないのでは無いか?と不安を募らせていた矢先,八月十日から土質ボーリングを始めると発表。ボーリング調査は地下一階、地上三階の本体(延べ面積6520㎡)が建設される埋立地内の三ヶ所である。
ようやく地元住民の要望は、叶ったと思いや住民の指摘する場所ではないとの不満は出たが、取り合えず土質調査に踏み込んだが連合の決断力の遅さを巷では「昼あんどん」と揶揄(やゆ)されるのを知っているのであろうか?建設予定地に産廃投棄は、ないと自信が有るのなら、毅然とした態度で、住民から要請のあった時点でボーリングを認めてやらなかったか?既に業者と契約してから七ヶ月を経過、この間、広域連合は、一体何を模索し、協議してきたのか?今回のボーリングも林地開発許可適用外行為書を早く降ろして貰うための窮余の策?であったのか?
し尿処理施設建設完成は、地元住民の納得させ、安全性の確認が、最低条件で土質ボーリングも住民の要望する場所でも行い住民の不安の一掃こそ大切だが、土質調査の結果、意外にもヘドロや産廃は多かった?事から地元住民は八月二十四日、建設予定地の反対派住民は、鳥羽志勢広域連合に「施設は建設してはならない」などの命令を求める仮処分を津地裁伊勢支部に申立て両方から問いただす審訊が始まるが期間が気になる。申立てには、飲み水の安全性、予定地は採石場跡地で有害物質を含む産業廃棄物が不法投棄されており、水源を汚染させると主張している。
海上投棄禁止まで二年の猶予もない、し尿処理施設建設に又もや暗雲が、立ち込めれば敵前逃亡した前鳥羽市長で、連合長の井村均氏が就任中に地元住民との間で交わした30にも及ぶ密約事項問題も持ち上がり、収拾策が見物で、益々、し尿処理施設の建設は不透明さを増してきた?
巷に流れる前任者の井村連合長は、どんな密約を地元住民と交わしているのであろうか?一つは某から田を坪単価12万円で購入し、公民館の建設なども含まれ、とにかく胡散臭い話が、多過ぎる広域連合の運営である。
竹内連合長は、行政経験豊富で行動力、判断力が有ると自負するが、いつも後手を踏んでいる。今度こそ、期待したいが?


