盆が過ぎても残暑の厳しい九月である。
十月一日に度会郡南勢町と南島町が合併するが、八月一八日、南島、南勢両町の選挙管理委員会は、初代町長選を十一月八日告示,十三日投開票とする日程を決めたが、今の処、誰も正式には出馬表明をしていないが、稲葉輝喜南島町長は控え目な発言だが、内心は満々たる意気込みを秘匿(ひとく)している?と衆目の一致した見方で稲葉町長は、新町長選に必ず出馬すると睨んでいる。
問題は、合併する片方の南勢町から、誰が稲葉町長への対抗馬として名乗りを上げるかである。
常識的な見解は、五月二十二日の町長選で現職の川口米人氏を破った太田幸久町長だが正式な表明は未だにないが、投開票は十一月十三日と決った以上、いつまでも態度未定は出来ない。
合併後の初代町長選挙まで二ヶ月しかない。
稲葉輝喜町長は四回も町長選を経験しており南勢町から、出馬する太田幸久町長より組織の出来上がりは進んでおり、出遅れば、出遅れるだけ稲葉輝喜南島町長の優位さを加速されると南勢町民の苛立ちは募るばかりである。太田幸久町長は南勢町でも大票田の五ヶ所地区から出馬し反川口感情を加味して短期戦を制したが、組織的に弱体さは隠せない不安を抱え込んでいる?
常識的な線では、太田幸久町長の出馬は妥当だが、態度の不明確さから、世古好弘元町長を担ぎ出そうとの動きは水面下で、あるが問題は、太田幸久町長の動向で仮に南勢町から二人の出馬なら、稲葉輝喜南島町長に漁夫の利を与え、敵陣の塩を送ることから、世古元町長を推挙しようとするグループは、頭を痛めているらしい?
問題は太田幸久町長が「南伊勢町」の町長選に出馬するのか?否?かで、状況は大きく変るだけに早く態度を明確にして欲しいと願っている。
南勢町で、候補の一本化に成功すれば、有権者で約2千人近く多い上に南島町のような反町長派感情は薄い分だけ、南勢町から一人なら町長選は優位に運べる?との思いを持つ南勢町民は多く居る。
何しろ稲葉輝喜南島町長は、百戦練磨に加え資金力、組織、人脈の広さと手ごわい相手だけに、南勢町から出馬の意向があるなら遅々として、無意味な日々を送れば送るだけ目に見えないが不利を招き寄せているようなものである。
「南伊勢町」の町長選まで二ヶ月を考慮すれば、新町長選への態度を明らかにし、選挙対策を立ち上げないと如何に有権者は多く南島町には、反稲葉勢力は多いと言えども南勢町から二人も名乗りを上げれば、南勢町から出る候補の不利は否めない。
先ず、太田幸久町長の態度を決めることが先決であろう?
これは南島町でも反稲葉陣営では、稲葉町長が出馬するなら対立候補を出すと息巻く?グループも存在すると言われ,稲葉町長は不穏な動きを警戒?しながら、南勢町から複数の候補を願っているとも言われる中で、準備期間は縮まれば縮まるだけ、稲葉輝喜南島町長に勝利の女神は微笑みかける?
太田幸久町長も態度を明確にする最終期限は九月末が限度?であろう。


