奥志摩タイムス01

Top >  1.政治経済・時事 >  郵政民営法参院で否決 流れ決めた?中曽根弘文氏 父の恨み晴らし清々?


2005年08月14日

郵政民営法参院で否決 流れ決めた?中曽根弘文氏 父の恨み晴らし清々?

 小泉首相が政治生命を賭け、男子の本懐の郵政民営化法案の成否を決める決着は8月8日の参院本会議での採決も自民党から、反対が、22人も出たことから否決され、直ちに小泉首相は、衆院解散を断行した。

 この否決への流れに弾みを付けせたのは亀井派の中曽根弘文参院会長の「民営化の方向性には反対しないが、解散総選挙をちらつかせ真の議論を封殺するようなやり方は参院の審議権や独自性を無視するものだ」と小泉首相の政治手法を厳しく批判し反対を表明した。

 この中曽根会長の発言を受け同派の二人も会長と共に行動と反対を言明,中間派にも波紋が及び、郵政民営化法案の可決は難しい状況は生まれた。

 故春日一幸氏は「理屈は後から貨車に乗ってやってくる」で反対理由を最もらしく付けているが、ここにも政争の遺恨が見えるようだ。小選挙区制度が導入され、自民党群馬県連は、大勲位中曽根康弘元首相の処遇を巡って、小選挙からの出馬を求める中曽根康弘氏に当時の橋本龍太郎総理や加藤紘一幹事長は「比例代表終身一位」の特権を与えたが、前の総選挙で、小泉首相は、この特権を剥奪され、中曽根元総理は「政治テロだ」と呻き、渋々政界からの引退を余儀なくされ、小泉首相への遺恨を残し政界から身を引いた。

 中曽根ジュニアも参院議長に意欲を見せたが、参院のドン青木議員会長や片山幹事長」の反対で煮え湯を呑まされ、扇千景氏に議長の座を奪われた。

 中曽根弘文氏の反対表明で郵政民営化法案否決~衆院解散の流れを作り、郵政政局は自民党に取っては「党分裂―政権党離脱」の危機感を現実なものになった。

 この中曽根弘文氏を反対するよう説得したのが、父親の康弘門下で亀井派でも距離を置く立場だが、かっての参院ドンと言われた村上正邦元労相でKSD汚職事件で、起訴、控訴審で公判中だが、KSD事件が起きた時、青木幹雄参院会長は村上正邦氏に冷たかった事もあり、青木会長に対する反発から、中曽根弘文氏に反対を説得したと言われ、ここにも怨念の凄まじさと郵政民営化法案を葬ろうとする倒閣に臭いを感じさせる。

 確かに小泉首相は自民党の救世主であった?が、小泉首相こそ過去の遺恨を引きずり報復に燃える政治家は無いのではないか?昨今の小泉首相の政治手法は異常である。

 幾ら郵政民営化法案は重要法案かも知れないが、参院での否決で衆院解散には大義が無さ過ぎる。参院での否決で衆院解散は、異論はあるが解散風に怯える衆院自民党議員をニヒルな笑みを浮かべ、解散させたくないのら、郵政民営化法案を可決させろと高飛車な姿には狂気さえ感じる。

 日本の戦後の政治を振り返る時、国家や国民の利益の追及の論議ではなく、過去を引きずった遺恨と意趣返しの歴史は、繰り返されると言わざるを得ない?小泉首相は、今回の総選挙も自民・公明両党で過半数を占める自信から、秋の国会で郵政民営化法案の再提出する構えで、衆院は通過の見通しは、立つが参院は微妙で、反対した議員には飴とムチを用意して口説くだろう?その時、反対議員の団結力は?

奥志摩タイムス02

 <  前の記事 松阪海上ルート就航に 津市側の異論で難航?  |  トップページ  |  次の記事 竹内市長の行政力は?次期志摩市長選 第三者の候補の模索も  > 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://okushima.org/x/mt/mt-tb.cgi/140

         


このページについて

このページは「奥志摩タイムス:三重県伊勢志摩の新聞」の記事のひとつです。

他にも多くの記事があります。トップページサイトマップもご覧ください。

奥志摩タイムス

Googleで検索
Google
Web検索 本紙を検索