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2005年08月11日

仮処分命令申立書に地主側は反論書提出 住宅地も差押え暴挙?阿児町神明

 裁判での決着?両者の歩み寄りで和解?なのかの行方は、混沌となり成否は、不透明となって来た阿児町神明地区の公衆道路か否かの争いである。

 志摩市の言分を要約すれば、この道路は昭和56年3月20日に所有者から寄附して貰った道路であり、仮に買受け業者が、私有地を主張しても平成13年3月20日には「取得時効」が完成しているとして、志摩市は六人の弁護士の連名で津地方裁判所伊勢市部に仮処分申立書を提出したことから、志摩市側と新所有者である㈱志摩地所との決着は法廷に持ち越された。

 この強硬な志摩市側の処置に対して㈱志摩地所側は経過報告及び反論書を提出した。

 反論書
今般、志摩市より当社にされた仮処分命令申立書について反論します。1、仮処分申立のなかに阿児町は、昭和56年3月20日に某女より寄付を受けたと思われると記載されておりますが、本当に某女は寄付したのでしょうか?相続により所有権移転申請が提出されているのが、昭和56年3月20日時点では、相続人は某女他2名いたと思われますが相続人全員から寄付を受けたのでしょうか?
 また、所有権移転の原因として、昭和56年3月13日相続とありますが、某女は夫が死亡してから一週間後の寄付したのでしょうか?一般的に考えると夫が亡くなってから一週間後に寄付があったとは考えにくいのですが、百歩譲って寄付があったとした場合、そのときの測量図、同意書が存在すると思います。また、昭和56年3月20日から今まで志摩市(阿児町)は下水道工事,舗装工事等していますが、そのときに文筆及び所有権移転登記できる時期があったと思われますが、しなかったのは、なぜですか?尚、甲題10認証の図面は平成16年に作成されたものであり、某女の同意があったとは思われません。

2、当地は某女自身が債務を抱えており、当社社長名古道宏がその債務の連帯保証としてこと、また某女より当社社長に買い取ってほしい旨の申し出があったことから当社にて4月6日買取ました。

 道路の件に関しては昭和57年7月8日に阿児町農業共同組合の根抵当権、昭和61年10月1日に第三相互銀行の根抵当権、平成16年11月12日三重地方税管理回収機構に差押さえされていること、某女から道路についての説明もないこと、及び某女と志摩市(阿児町)が道路について交わした書面もないことから現況は道路でも市道(町道)という認識はありませんでした.又、道路だけを故意に買ったのではなく某女所有の近隣すべてを買受けました。

 よって当社は「背信的悪意者」には該当しないと思っております。

3、当地(現況道路)には課税されており延滞に伴う差押さえ(支払済みにより抹消)も有り、登記簿謄本、固定資産記載事項証明書を見ても当社の所有に間違いありません。

4、地元の住民のこともあり、市建設部とは前向きに話合いを何度かもちましたが具体的な解決案は出ませんでした。その後、市長と助役が当社に来て議会の承認を得る為、担当弁護士と一度会っていただきたい旨の申し出があり、6月下旬ごろ弁護士と会い話合いをし、弁護士から百万円ほどで買いたい旨の申し出がありました。

 しかし、市長から一言の謝罪も無いことから、当社が、これを拒否したところ当地に対し何の予告もなく裁判所より仮処分の特別送達が来た次第です。

5、仮処分命令申立書に当社が,分筆登記に協力しないとありますが、志摩市より、そのような申し出はなく当社は、いつでも分筆登記に協力します。又、今回の仮処分については道路部分だけではなく宅地部分も含まれており、必要以上の処置だと思います。

 志摩市阿児町鵜方
    ㈱志摩地所
 代表取締役名古道宏

志摩市側は大失態を演じていたことも発覚した。道路部分だけの仮処分命令の申立書だけではなく、道路に何ら関係のない住宅地を二つも仮処分命令申立の中に含んでいたのである。知らぬ間に志摩市から差押さえには驚いたことであろう?

 志摩市もどんな処置から赤の他人名義の土地を差押える権利が有るのであろうか?ミスでは済まされない怠惰であり無責任極まりない処置だと批判を受けても反論も出来ない不始末でお粗末さであろう。法廷に持ち込む前に何故、調停委員会での調停せず、いきなり仮処分申請にも疑問は残る?

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