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2005年07月30日

祭の補助金カット続々 志摩市内の祭に冷水?

 志摩郡五町の合併で希望に満ちた志摩市の船出だったが「合併しない方が良かった?」の声は志摩市民の間で広がっている。

 志摩市には多くの伝統的な祭が沢山ある。志摩町の「潮かけ祭」大王町には「汗かき地蔵」「わらじ祭」 磯部町には「御田植え」などもあるが、意外にも阿児町鵜方には祭りらしい祭はない。国府地区には「八日さん」安乗地区の「安乗文楽」ぐらいである。

 第一次産業の漁業や真珠養殖が、下火になる頃から、観光客の誘致も兼ね住民にも楽しんで貰う事を目的に浜島町では「伊勢えび祭」阿児町では「ええじゃんか祭」が作られ歴史的には日も浅いが「伊勢えび祭」や「ええじゃんか祭」は、年々盛大となり、地域住民に溶け込んだ祭と定着してきたことは喜ばしい限りである。

 処が、志摩市になった途端に祭の補助金カットで「伊勢えび祭」の「じゃっこぺ踊り」コンテスト中止、伊勢えびを素材にした「長寿汁」は半減させ観光客を落胆させた。

 今度は、阿児町の「ええじゃんか祭」も今年から、補助金カットされるとのニュースが飛込み阿児町の出店関係者らを落胆?させている。「ええじゃんか祭」は森本隆治元町長の音頭取りで、真珠祭と平行して十月二十二日の開催で年々隆盛になり見物客も増えた、お陰で旧大通りから、阿児町商工会を中心とした周辺に移して、行われ大勢の参加、見学客で賑わい活況を呈してきた。何故、縮小案が囁かれてきたのか?

 それは、志摩市は財政難で、出来るだけ支出を抑えたい?竹内志摩市長の狙いと言われるが、ささやかな娯楽を奪うものだと市民からブーイングの声は高まるばかりだ。

 合併後遺症?は公共料金の値上げである。今度の国民保険の金額を見て頭に来る市民は必ず出てくるであろう。竹内市長は、合併協議会から申し送りだと得意の不明瞭な答弁で、のらりくらり逃げるだろうが、大局に立って財政改革は急務だが、何の補助金は必要で何が無駄かの選別の判断は必要?かの無駄遣い削減は他にある筈である。何事にも将来のビジョンを描き、市長選での公約では「日本一のセールスを目指す」と豪語したが何をセールスする積りであろうか?

 日本各地に盛大な祭は沢山ある。岐阜県の郡上八幡では「盆踊り」を売り物に全国各地から大勢の見物客は訪れる。7月中旬から9月初旬までの約三十夜、町内各所の縁日には踊りの輪が出来き老若男女問わずに楽しむ踊りだが、圧巻は8月13日~16日までの盆の期間は、朝まで踊る徹夜踊りの起源は念仏踊りだが江戸時代、郡上一揆で藩主は改易に追い込まれた後、民衆の融和策として奨励され、七大縁日が、明治時代に現在の三十夜の日本一長い盆踊りとなり期間中に百万人もの観光客は訪れ、地元に与える経済効果は、計り知れないし、徳島県の「阿波踊り」も夏の風物詩で子供らも楽しい思い出が心に刻まれ、情操を育て故郷を離れても若き日の郷愁は、郷土愛も慈しみ、懐かしく思い出せてくれるが、志摩市は、逆で祭への補助金を惜しみ祭を縮小させながら庶民には負担を押し付ける。

 ゴミの料金は百キロまで300円が、合併後は500円に値上げなど市民の負担は重くなるばかりで、弱くて文句の言えない弱者の狙い撃ちで市民泣かせの市政である。

 只でさえ、阿児町鵜方地区は、祭らしき祭もなく手造りで、軌道に乗ってきた「ええじゃんか祭」も志摩市の財政難を理由に補助金カットだが、ハワイからのフラダンスに多額の補助金や、どんな志摩市の将来を描くのか戦略会議なるものを立ち上げ偉い大学の教授らを集めて、発足したが船頭多くて船山に上がらなければ良いがと嘲笑を買っている?

 三重県で、志摩市ほど疲弊感の漂っている市は無いと酷評されながら、希望の持てる将来図は描き切れないのは寂しい限りだ。

 鳥羽志勢広域連合長にも就任、指導力を期待されながら、未だに着工のメドさえ立たず汲々する様はリーダーシップに疑問符が付けられてきた?

 志摩市の活性化を論じられ、具体策を模索するも決定打は打てなく苦吟する中で、市民は娯楽を心の安らぎを求めている祭への補助金のカットより、他の始末する無駄はないのであろうか?

奥志摩タイムス02

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